2025.11.05 3Dプリンターを買い替えました

先日、久しぶりに3Dプリンターを使おうとしたところノズルを詰まらせてしまいました。
ちょくちょく詰まってしまうんですよね。
そして取り除こうとしたところ、誤ってノズルを曲げてしまいました。
そんなに頻繁に使う訳では無いのですが、あるととても便利な3Dプリンター。
8年ぶりに買い替えることにしました。
3万円で買った3Dプリンターですが、そこそこ役に立ってくれました。

新しく選んだのはこちら、Bambu Lab A1 mini。
セールの時だと3万円を切る事もあるらしいですが、タイミングが悪く、36,000円程で購入。
8年でどれくらい進化しているのか楽しみです。

以前の3Dプリンターはパーツのほぼ全てがバラバラで届き、1日がかりで組み立てましたが、今回のはほぼ完成品で届きました。
いくつかのパーツを付けただけで、すぐに使えるようになりました。

3Dプリンターにあらかじめ登録されているデータを使って、テスト印刷してみましょう。
印刷するのは3Dプリンターの性能を測るために、ベンチマーク的によく使われる船です。

いやー、びっくりです。
出来上がった品質がきれいなのもですが、何と言っても印刷速度が速い。
壊れた3Dプリンターの数倍の早さですよ。

テストも終わったことですし、それでは早速作っていきましょう。
今回作りたいのはミラー型ドライブレコーダーをハイエースのダッシュボードに置くためのホルダーです。
普通はバックミラーに取り付けて使うものですが、日中は液晶の輝度が足りず、とても見にくいんですよね。
そこで、ダッシュボードに置いて補助的に使おうという事です。
バックミラーよりも広い範囲が映りますし、助手席に座った人も見る事が出来るので便利になるような気がします。

まずはドライブレコーダーの横からの写真を撮ります。
使い慣れたイラストレーターで、写真を元に断面図を設計していきます。
ハイエースのダッシュボードの曲線は適当に描いてみました。
どうせ一発ではうまく出来ないでしょうから、作ってみて現物に合わせて修正ですね。

出来上がった図をエクスポートして、今度は3D CADで立体化です。

データが出来れば、いよいよ3Dプリンターで印刷です。

ドライブレコーダーをポンと置くだけでは、何かの衝撃で外れてしまうでしょうから、上から押さえるパーツも一緒に作ります。
何度か調整・修正を加えて出来上がりました。
左右2個づつ作ります。

それではいよいよハイエースへの取り付けです。
ダッシュボードに配線を通す穴をあけました。

ホルダーの下パーツを両面テープでダッシュボードに貼り付けます。
後ろの方には上パーツとの固定用のマグネットを付けました。
簡単に上パーツは取り外せるようにしました。

上パーツにはドライブレコーダーを見やすくするために、日除けのカバーを取り付けます。
100円ショップで買ったバインダーから作りましょう。

本当は日除けカバー部も3Dプリンタで作れば良いのでしょうが、私の買った3Dプリンターではあまり大きな物は印刷できないんですよね。

上パーツに両面テープで貼り付けて完成です。
ダッシュボードにあけた穴も隠せました。
日除けカバーの角度も、運転席から見た時に、視界を妨げるのが最低限になるような角度に調整してあります。

外から見るとこんな感じです。
ちょっと安っぽい感じがなんですが、実用面ではとても良い具合にできました。

3Dプリンターとても便利です。
こちらはハイエースのカーテンを止めるタッセルです。
引っ掛ける部分を骨の形で作ってみました。
自分の作りたいものを、作りたいように作れるのが3Dプリンターの魅力ですね。

以前の物では、印刷速度も品質も不満で、あまり作ろうという気に慣れませんでしたが、新しい3Dプリンターなら作りたいものがどんどん出てきますね。
ハイエースのカスタマイズが捗りそうです。

コメント