頂上からの景色を楽しんだ後は、下山です。
多度山には色々なハイキングコースがあります。
このマップに載っていない中道もあるようです。
今回選んだのは展望満喫コースです。
こちらは車も通れるような舗装路のコースです。
現在、一般車は通れないようになっているようです。
舗装路はワンコ達としては、楽しくないでしょうが、雨上がりで滑りやすい山道を、ワンコに引っ張られながら降りる勇気はないので、こちらで帰りましょう。
安全第一、安全第一。
つづら折りの峠道で、所々に見晴台があるようです。
しかし残念ながら、設備の更新中でこちらの第5見晴台には入れませんでした。
横から見ると確かに頂上から見た景色とは、標高が低い分、また違った景色を楽しむ事が出来ます。
なるほど、展望場がいくつかあるので、展望満喫コースなんですね。
健脚コースといい、名前通りのコースのようです。
どこかの全くやすらげない、”やすらぎの小径”とは違いますね。
舗装され、斜度もきつくない歩きやすい道です。
約3.4kmと距離はありますが、のんびりと下っていきます。
時折すれ違う方と、挨拶をしたり、ワンコ達をかわいがってもらいながら歩いていきます。
何組か私たちと同じように犬連れの方を見かけたり、話したりしましたが、そのほとんどが柴犬でした。
柴犬とトレッキングは相性が良いのでしょうか?
第3見晴台は工事が行われていなかったので、入る事が出来たので休憩を取りました。
そこで撮った写真がコチラです。
頂上からの写真に比べて、町がだいぶ近いですね。
第1から第5まで、標高の違いによる景色の違いを比べてみると面白そうですね。
1時間くらいかけて展望満喫コースで下まで降りて、あとは駐車場までのんびりコースで歩いて向かいます。
その途中の事でした。
今まで聞こえていた鳥の鳴き声ではない、何か変わった鳴き声が聞こえます。
何だろうと探してみたら、なんとサルがおりました。
2頭のサルが、こっちを見ながら盛んに「キーキー」鳴いています。
山歩き中、所々に「サルにエサを与えないで下さい」みたいな看板が有ったのですが、本当に会うとは…。
今日は軽量化の為、17mmの短焦点レンズしか持ってきていないので、望遠に出来ず分かりにくいと思いますが、顔もお尻も真っ赤なニホンザルが、私達を気にしながら木の枝を渡っておりました。
さて、ワンコ達はと言いますと、花丸は怖いのか逃げようと引張るのですが、空丸は逆に興味津々です。
お前、サルにも挨拶したいのか?
リードを引いてもなかなか動いてくれません。
最後には引きずるように連れて行きました。
本当に性格が反対だよね。君達。
9時少し前に出発して、11時40分頃の到着です。
今回もとても楽しいトレッキングとなりました。
今回のヤマップデータはこんな感じです。
のぼり、くだりの高さが違うのは、歩き始めてしばらくしてから、ヤマップの記録をスタートさせたからです。
糖分補給でおやつを食べたり、話しかけられておしゃべりを楽しんだりと、47分休憩時間を取ったのんびりトレッキングとなりました。
ヤマップで同じようなコースを歩いた人の活動記録を見ると、こんなに時間掛かっている人は少ないですね。
つい、柴を連れている人を見ると話しかけてしまうので、長くなってしまいます。
こちらが今日歩いたコースです。
サルと遭遇したのは、山から下りて来てからですね。
駐車場に本当にすぐ手前と言った所です。
ここはまた来たいと思う山でした。
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