先日、悲しい別れがありました。
愛車のデリカ D:5を売却したのです。
売却した理由は家族構成とライフスタイルの変化ですね。
2010年に新車で購入してから、色々な家族のイベントには必ずこの車がそばにありました。
家族旅行でスキーに行ったり、娘たちの部活動でジャズの演奏を聴きにあちこちの会場を回ったり、息子の卓球の試合を応援に色々な体育館に行きました。
留学する娘を見送りに羽田空港に行った事もありました。
ワンコたちを静岡のブリーダーさんの所へ迎えに行った時もこの車でした。
後部座席に置いたクレートの中のワンコたちが怖がっていないか、体調崩していないかと心配になり、おろおろしながら帰ってきたのは良い思い出です。
車としてもとても気に入っていました。
このデリカとしては珍しい青い色(コズミックブルー)。
この色はほとんど売れなかったようで、この11年間で同じ色と出会ったのは、たぶん10回もないんじゃないかな。
いわゆる不人気色ではあったのですが、良い色でしたよ。
あまりお金をかけず、自分で出来る事をコツコツと改造して楽しんでいました。
おかげで非常にオリジナル度の高いデリカになったと思います。
そんなお気に入りの車だったのですが、ここ2年ぐらいは乗ることが随分と減ってしまいました。
この車を買った時には8人同居の大家族だったのですが、祖母、父と亡くなり、娘も独立し大勢を乗せて走ることがほとんど無くなってしまいました。
2年ほど前に小さくて便利で運転が楽しく、なによりマニュアルミッションのアルトワークスを買ってからは、月に1回乗るかどうかですね。
持っているだけでも維持費が掛かってしまうので、売却をずっと考えていたのですがどうしても踏ん切りがつきませんでした。
何となくこの車を手放してしまうと、もう2度と家族みんなで賑やかに楽しく出かける機会が無くなってしまうような…。
今までの子供たちの成長と共に楽しく過ごした日々が、過去のものと区切りがついてしまうような…。
とにかく寂しい気持ちになってしまうんですよね。
いや別に子供たちの手が離れてつまらないとかではないですよ。
ワンコ達に振り回され、人生で今が一番楽しい気がします。
話を戻しまして、やはり乗らない車をいつまでも置いておくわけにはいかず、やっと手放す決心がついたという訳です。
売却するにあたり、お世話になったのがセンタースクエアナゴヤさん。
こちらは名古屋市西区にある、デリカ専門店です。
査定額が良かったのもあるのですが、デリカに精通したこのお店ならば、きちっと整備して新車同様に生まれ変わり、新しい家族のもとに届けてくれるだろうと思ったのが大きいですね。
デリカ君、これからも新しい家族にたくさん笑顔を届けてあげてな。
今までありがとう。
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