ワンコ対策ソファの作成

ソファを作りました。

何故ソファを作るという事になったのかはこちらを参照。

 

このソファ作りのポイントは下記の通り。

・ワンコ達に噛まれないように、脚などにはアルミフレームを使用。

・クッション等、噛まれてしまう部分には、ダメになった時に交換できるように汎用性の高い物を使用する。

・腰痛対策の為に少し硬めのクッションを使用する。

・腰痛対策の為に背もたれは、やや立ち気味にする。

・コタツに入る時に背もたれとしても快適に使えるようにする。

以上の事を考えながら、まずは素材選びと設計。

 

基本となるフレームにはミスミのアルミフレーム8シリーズを選択。

8シリーズは40mm角の太さです。

強度的には、30mm角の6シリーズでも良いように思いましたが、人が座る家具なので安全の為と、もたれての使用を考えると重い方が動かなくて良いだろうということで、8シリーズにしました。

次にシートクッション。

45cm角で高反発のクッションをチョイス。

ワンコの毛が付きにくいようにレザーにして、座る部分には15cm厚を、床に座った時の背もたれ用を8cm厚にしました。

このクッションをそれぞれ3個づつ用意。

最後に背もたれが悩んだのですが、アマゾンでベッドの背もたれ用のクッションを売っているのを発見。

色々な種類が売っており、これならワンコに齧られて買い直すことになった時も、同等な物が手に入るだろうと言う事もあり採用。

 

 

大まかな素材が決まったので、簡単な図面を書きました。

まぁ後は現物を見ながら行き当たりばったりで対応していくことになるでしょう。

 

今回はアルミフレームをサイズを指定して、カットした状態で購入。

いよいよ組み立て開始ですが、まずはソファの脚にアジャスターを付ける為のタップ切りです。

アジャスターはフローリングが傷つかないように、樹脂で保護されたタイプにしました。

アルミフレームの接続には下の写真のような接続ブラケットを使用します。

簡単に接続が出来て、位置の移動も楽なので便利です。

図面を元にどんどん組み立てて行きます。

クッションを支えるためにはある程度平面が有った方が良いと思うので、木の板を敷くことにしました。

ワンコに噛まれないかちょっと心配な部分です。

ある程度、組みあがって来たので、クッションを仮置きしてみました。

問題ない事を確認し、木を固定していきます。

このようにアルミフレームには色々な物を簡単に固定できるのも魅力です。

後ろから見ると、下の写真のような感じです。

背もたれを少し寝かして置けれるようにフレームを配置します。

フレームにマジックテープを貼り、背もたれクッションがずれないように固定。

このままではみっともないのと、ワンコに齧られてしまうので、目隠しのパネルを貼る事にしました。

その固定方法を悩んだのですが、簡単に両面テープで貼る方式を採用。

ビスで固定する方式と悩んだのですが、ビス頭が見えるのが嫌なので見た目重視でこちらにしました。

図面の段階では予定していなかったのですが、片側だけひじ置きも付けました。

これでほぼ完成。

この後アルミフレームの切り口を保護するためのキャップを取り付け。

それとアルミフレームには溝があるので、ほこりが入らないように溝カバーを取り付け予定。

肘掛にもアルミむき出しではなく、木の板か柔らかい何かを付けたいと思っていますが、ワンコの届く位置なので、噛まれることを前提にどうするかを検討予定。

ワンコ達がこのソファを見てどのような行動をするか、使い勝手はどうか等を見ながら今後も改良を加えて行くつもりです。

リビングの中央に大きなソファが置かれ、最初は圧迫感を感じ失敗したかなとも思いましたが、見慣れてくるとそうでもなくなりました。

作った時期は冬なので、家族みんなコタツに入る為床に座るので、ほとんど背もたれとしてしか使用されていませんが、やはりすぐ座れるソファがあると便利ですね。

 


クッション部分はやはりワンコは噛んでくるし、シートの奥行きも45cmではなくもう少しあると良かったかな等、細かな不満は有りますが、作って良かったと思っています。

ちなみに市販のソファに比べて、見た目も悪いし、価格も高くつきました。

ワンコを飼っていないなら、こんなソファを作る価値は無いとは思いますね。