我が家では5人乗車で移動したい事がちょくちょくあります。
ハイエース以外の車は軽自動車のアルトワークスしかないので、ハイエースの後部座席は必須でした。
キャンピングカーにするなら、2人乗りモデルをベースにした方が自由度が高くて良いんですけどね。
折角、後部座席があるのなら車内で食事をする時は、そこに座って食べたいものです。
という事は、後部座席の前にはテーブルが必須ですよね。
ここに電動昇降テーブルを付けることにしました。
何故、電動昇降機能が必要なのかは、後程説明しますね。
アルミフレームにテーブルを付けるのですが、アルミフレームの支えが必要です。
運転席・助手席の後ろにあるセパレーターバーを取り付ける所を利用しましょう。
そこで、こんな物を買いました。
セパレーターバーを取り付ける部分に、代わりに差し込むことでビスを付けることが出来るようになります。
アルミフレームで仮組してみました。
下部は床材に埋め込んだ鬼目ナットにビスで固定。
上部は先ほどのキャッチアダプタを利用してビスで固定。
これで倒れてくることは無いでしょう。
それでは電動昇降の機構を作っていきましょう。
モーターやスイッチを準備しました。
3Dプリンタでパーツを設計して印刷します。
何度もトライ&エラーを繰り返し、パーツを作っていきます。
ちなみに6種類のパーツを3Dプリンターで作りました。
仮組をしました。
テーブルを付ける部分は折り畳み可能な金具を採用しています。
テーブル板を置いてテストをしたところ、動きが怪しいです。
負荷が無い状態では良かったですが、テーブルの重みと、左右連結したためか、かなり無理に動作している感じがあります。
残念ながらこのままではダメなので、見直すことにしました。
モーターがパワー不足なので、370サイズのモーターから540サイズのモーターに変更。
シャフトを普通の寸切りボルトからリードスクリューに変更などパーツを見直して、やっと満足のいく動きになりました。
本当はこういう昇降装置の場合、モーターを一つにしてシャフトかタイミングベルトで繋いで、左右のシャフトが同じ動きになるようにするか、サーボモーターかステッピングモーターを使って同期を取るようにするかだと思うのですが、構造が複雑になりますし、モーターも大きくなってしまうので、足元が狭くなってしまいそうな気がします。
シンプルに普通のモーターを2個付けて、左右で高さにずれが出た時は、片側のモーターだけ動かせるようにしたので、自分で調整できます。
テーブル板を塗装しました。
透明のニスを塗って、木目を生かす塗装にしました。
テーブル板を固定して、完成です。
さて、それでは何故電動昇降機構を付けたかと言いますと、このテーブル板に複数の機能を持たせたかったからです。
まず一つ目は、後部座席に座って食事をしたり、タブレットを置いてテレビを見たりと、普通にテーブルとしての利用。
テーブルモードですね。
運転中、ワンコ達は後部座席にリードを繋いだ状態で座らせます。
その時に座席から落ちないように、テーブル板を座面と同じ高さにします。
ドライブモードです。
そして最後は夜寝る時には後部座席の背もたれを前に倒してベッドにします。
この時、やはりワンコ達が落ちないように、背もたれの背面と同じ高さで利用するベッドモードです。
このように3つの高さでテーブルを使いたいのです。
最初は差し込み式や、手動でスライドさせて高さを調整する方法を考えていたのですが、幅1400mmある板を一人で変更するのはかなり難しそうです。
そこで、電動式にして簡単に高さ変更できるようにしたという訳です。
色々と調べたのですが、電動昇降テーブル作成の記事を見つけることは出来ませんでした。
先人の知恵無しで作らねばならなかったので苦労もしましたが、とても便利なので満足度も高いですね。
あとは強度が問題ないか、使いながらの実証試験です。
ワンコ達よ、大事に使ってくれよ。
間違ってもこの上で、ワンプロなんかするなよ。



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